フリースタイルとは、速さを競うBMXレースとは異なり、技の難易度や華麗さをを競うのものです。大会はフィギュアスケートのように、1人ずつ、決められた時間内に技を組み入れ、ジャッジがそれを採点します。
上位グレードの車種は、更に細分化された種目に特化したバイクが用いられますが、エントリーグレードのモデルは、幅広くアクションライドに対応できるような設計となっております。
カラフルなカスタムパーツも多く、自分のライディングスタイルに合ったカスタムで、個性的なルックスのバイクに仕上がります。
ハンドルバーは大きくライズしクロスバーという補強の入った専用のタイプが用いられます。ハンドルの高さは、他のスポーツバイクがステムで調整するのとは異なり、ハンドルバーのライズ量で調整します。
以前は左右のクランクが1体となって1ピースが主流でしたが、最近はBB軸とクランクが別体の3ピースが主流。
クランク長は170~180mm、フロントギヤの歯数は25T前後、リヤコグは9Tが一般的。
ジャンプなどのアクションでフレームに大きな力がかかるので、金属疲労による破断に強いスチール(クロモリ)フレームが主流です。
ペグはモデルにより2~4本装備されます。
タイヤは20インチで幅が1.75~2.125が主流。
舗装路を走行することが多いので、グリップの安定するスリック系のタイヤが多く採用されます。空気を入れるバルブは丈夫なアメリカンバルブが主流です。